憂国のモリアーティ20話の感想とネタバレです!

前回のあらすじ

引用:https://moriarty-anime.com/story/20

選挙権を全労働者層に与えるというホワイトリー議員が今回の主役です。

民衆の支持を得る中で、権力者には命を狙われることになるホワイトリー。

そんな彼の命を狙う黒幕はチャールズでした。

またホワイトリーをモリアーティ計画の主軸にしようとウィリアム達も動き出します。

ホワイトリーを巡り複数の強大な勢力が動き出そうとしているのでした。

軸がぶれないホワイトリーだからこそ、事態は危うい状況に動こうとしているのでした。

憂国のモリアーティ20話ネタバレ

ホワイトリーは自分が民衆の支持を受ける中で、命を反対派に狙われていることを警戒していました。

そして警戒網を張る中で、交渉を単騎で行うという無茶を起こします。

ホワイトリーが向かった先には代理人のチャールズがいました。

ホワイトリーはチャールズに対して世間に公表するという強い姿勢を自分の家族や身内にも加えます。

この行動がチャールズへの強い牽制の姿勢になっているようなのでしたが、チャールズはこの程度の威圧に屈するわけがないだろうと裏で微笑みます。

その後ホワイトリーが帰宅しようとすると、悪夢の光景が広がっていました。

時は少しさかのぼり、息子のサムの元に悪夢の手が迫っていていました。

そしてホワイトリーが見た光景は自分の身内がみんな命を奪われていて横たわっていたことです。

ホワイトリーの家族を殺めたのは見張りのスターリッジでした。

スターリッジは何者かに家族を人質にとられていて、こうするほかがなかったのだとします。

苦痛に苦しむスターリッジ、そしてホワイトリーも戦慄の光景を目の当たりにして、凄まじい叫びを放ちます。

そして殺気をスターリッジに放つと、その眼光には憎しみの怒りに燃えていました。

しかし人を殺めてしまうと言う事は自分の堕落を意味します。

家族への復讐と、堕落への躊躇の二つの強い気持ちがホワイトリーの心の中をよぎります。

怒りに燃えるホワイトリー一旦スターリッジの側をナイフがかすめて、何とか踏みとどまったかに思われました。

しかし衝動に駆られ横からスターリッジの首をホワイトリーが切り裂きます。

正に悲痛な光景がそこには広がっていました。

遂に堕落してしまったホワイトリー、その様子見ていてチャールズは暗黒の笑みを浮かべます。

潔白なホワイトリーが自らの手を黒く染めず、これほど愉悦に感じることは無いとして、新たなるヴィランの誕生を歓迎した様子でした。

完全悪のチャールズは狂気に溢れていて、おぞましい完全悪ともいえる闇を放っています。

完全に超えてはいけない一線を、感情に任せて超えてしまったホワイトリー、一人でたたずんでいると、彼の元にウィリアムが現れて手を差し伸べました。

ウィリアムの提案はホワイトリーにいのちを対価として、その罪をかぶってあげようというのでした。

人をあやめたとなれば、最早ホワイトリーはもう元に戻ることが出来ません。

これが世間の耳に届くようならば、金輪際大統領活動どころか、犯罪者にまで堕落して、自身の名誉を凄まじく傷つけることになるでしょう。

正義の政治家であるホワイトリーにとって、命を引き変えてでも犯罪卿の提案はのることに足りうる条件でした。

そしてウィリアムはの提案をホワイトリーは受け取ろうとして、手を取るのです。

後日ホワイトリーの会見が開かれました。

沢山の人がホワイトリーの家族が亡くなった事件を気にしています。

もう政治活動はできないだろうと思われていても、現れたホワイトリーは清々しい顔でこれからも政治活動は続けていくつもりであると言う事を明かすのでした。

大歓声が辺りに鳴り響く中で、突如何者がローブ姿でホワイトリーに近づきます。

刃物を持っているその人物はホワイトリーの身体めがけてひとつきで命を奪うのでした。

一瞬で生命活動が静止するホワイトリー、辺りは戦慄して狂気の渦に巻き込まれました。

その後ローブの男は自らを犯罪卿となのり、一連のホワイトリー事件は自分が黒幕であると言う事が明かされます。

気を失いそうになるホワイトリーは命のつき際にウィリアムに後は任せたと、自らの思いを託そうとするのです。

ホワイトリーの意思を継いだウィリアム、必要悪のウィリアムと、完全悪のチャールズの戦いが始まるのでした。

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憂国のモリアーティ20話感想

前回から権力者階級にいのちを狙われて危ない雰囲気が漂っていたホワイトリー議員。

今回はその結末が描かれていたのですが、正に衝撃の一言でしたね。

ホワイトリーは強気な姿勢でチャールズの前にも交渉をします。

恐らくホワイトリーの見識眼からチャールズこそが怪しいのではないかと感じていたのでないかと思いますね。

そんなホワイトリーの牽制を受けても、そんな牽制を喰らうはずがないと、怪しく裏で微笑むチャールズが怖すぎました。

とにかくこの時にチャールズとうキャラクターの深淵ともいえる闇を感じましたね。

そして遂にチャールズの手先にチャールズの家族がやられてしまいます。

恐れていたことがおこったと思いましたね。

またここまであっさり命が奪われてしまうというのは、やはり凶悪な権力を敵に回すというのは恐ろしい事なんだなと思いました。

スターリッジが犯人でしたが、当人も家族を脅されていた為、怒りをぶつけようにもその対象が間違っているとしか言えない状況になっています。

やり場のない怒りでこの時のホワイトリーは爆発しそうでしたね。

結局怒りの矛先はスターリッジに向いたわけですが、これを見たチャールズは暗黒の笑みを浮かべていました。

このキャラは本当に危ないし、敵に回したくないと思いましたね。

そして潔白のホワイトリー議員が堕落してしまいました。

名前がホワイトリーなだけにかなり堕落の格差が凄いですね。

そんな彼に手を差し伸べるチャールズ、罪をかぶると条件を提示します。

そのコストが自らの命と言うのがまた重々しいですし、ウィリアムの本気を感じますね。

そして命と言う対価を払うホワイトリー自身も、凄まじい信念を感じます。

ウィリアムの信念は必要悪です。

正義を実行するために、必要な力を行使するという必要な悪、これはチャールズの心の底から染まっている完全なる悪とはそう反するものだと思います。

一体二つの悪がぶつかり合った時にどちらが勝つのか、大変興味深い話となっていましたね。

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