るろうに剣心(追憶編)のネタバレと感想を書いてみました。

るろうに剣心(追憶編)ネタバレ

引用:https://www.kenshin-tv.com/ruroken/tsuioku/

1999年にOVA(オリジナルビデオアニメ)として販売された作品です。

テレビ版のるろうに剣心の前日譚にあたり、「剣心はなぜ人斬り抜刀斎になったのか」「なぜ額に十字傷を負ったのか」という理由が描かれる物語です。

全体を通してダークなシリアストーンで、コミカルでギャグ要素もあったテレビ版とはたいぶ雰囲気が異なりますが、ファンの間では傑作と名高い作品です。

舞台は幕末。ひとりの少年、心太は夜盗に襲われたところを偶然出くわした比古清十郎に助けられ、その弟子となります。

その時に「心太という名前は優しすぎ剣客にはそぐわない」と新しく「剣心」と名付けられます。

時代は幕末の動乱期に突入していき、山奥で比古の元で修行する剣心のもとにも、その様子が伝わります。

「今こそこの剣で苦しむ人々を救いたい」と強く思った剣心は、比古の制止もきかず、動乱の京都へ向かいます。

そこで長州藩にはいり、人斬りとなりました。

人を救いたくて、比古の元を飛び出したはずなのに、実際の自分は人を殺してばかりいる、というギャップに、いつしか得意の抜刀術から「人斬り抜刀斎」と呼ばれていた剣心は思い悩みます。

そんなある晩、出会ったのがのちの妻となる巴でした。

るろうに剣心(追憶編)感想

初めて見た時こそ、テレビ版とのギャップに驚きましたが、登場人物の心情がていねいに描かれ、作画も美しい、まさに名作です。

本編で描かれていない部分も補完されており、どうして剣心が剣心なりえたのかが描かれています。

この先には悲しいエンディングが待ち受けるわけですが……

できれば剣心は巴と一緒に幸せに明治の世を生きてほしかったです。

(そうなるとるろうに剣心本編は存在しないわけですが……それはおいておきます。)

一瞬だけふたりに訪れた晩夏から冬にかけての穏やかな暮らしだけが救いなのではないでしょうか。

この暮らしがもっと続けばいいのに、と思ったのはきっと私だけではないと思います

当初は婚約者の敵討ちだけが目的だった巴が、剣心を思う故あんな行動をとるなんて……

運命が少しでも掛け違えれば結果がもっと幸せなものだったのかもしれないと思うと、とても切なくなります。

歴史好きとしては、実際に活躍した歴史上の人物が多く登場、活躍しているのも嬉しいポイントでした。

特に高杉晋作のかっこよさ!

小説などでイメージしたいた通りの破天荒さはまさに高杉!

彼を主役にした物語やもっと史実に沿った、いろんな視点からの物語を見てみたいと思われる魅力的な人物たちが物語を彩っています。

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