氷菓アニメについて感想とネタバレをまとめてみました!
氷菓ネタバレ
引用:http://www.kotenbu.com/
小説家、米澤穂信作の推理小説をアニメ化した作品。
自身の周囲で起こる出来事に対して関わりを持とうとしない「省エネ主義」をモットーとする神山高校1年生 折木奉太郎は、姉の勧めで古典部に入部する。
奉太郎は部員が自身1人であれば部室を私的空間として占領できるという下心もあって入部を決意したが、古典部には既に同学年の千反田えるが所属しており落胆する。
しかし、えるの熱心な勧誘もあって奉太郎は結局入部することとなる。というのも奉太郎は「省エネ主義」でありながらも数少ない情報から真の解を導き出す推理力に長けているため、好奇心旺盛なえるにその長所を見込まれたのだ。
その後、腐れ縁である福部里志も古典部に入部し、3人は古典部最初の活動として神山高校の文化祭である「カンヤ祭」で文集を作ることに決める。
そんなある日、奉太郎はえるから呼び出され、助けを乞われる。
なんでも、彼女の伯父 関谷純はかつて神山高校古典部に所属しており、彼女が幼少時代に古典部に関する話を伯父から聞いた際に泣いてしまった理由を忘れてしまったため、その理由を一緒に考えて欲しい、
という掴みどころのない依頼だった。
奉太郎は渋々その依頼を承諾し、出来事の全容を導き出すために調査を開始する。
氷菓感想
「氷菓」という作品名は、前述の推理小説のシリーズ第一作目の表題と同じである。
本アニメはシリーズ一作品目の「氷菓」から第四作目の「遠まわりする雛」までがアニメ化されており、ページ数としてみるとかなりの分量となる。
しかし、本アニメはその分量をきっちりと映像作品まで落とし込んでおり、簡潔に、かつ重厚感のある出来へと仕上げている。
その点はやはり、アニメーション制作を担当している京都アニメーションスタッフのレベルの高さが成し得たものと言えるだろう。
ネタバレで述べた展開は、シリーズ1作目である「氷菓」の導入部分を書いたに過ぎず、本アニメは数話で1つの起承転結を体験できるような構成となっている。
そして、そのどれもがトリック有の推理小説仕立てとなっており、原作者である米澤穂信氏が紡ぎだす世界観が見事に表現されている。
キャラクターの表情や動作のクオリティも高く、どの点をとっても本作品は素晴らしい出来だと言える。
なお余談であるが、氷菓は原作を見ても非常に面白い。
活字が嫌いな人でなければスイスイ読めるはずなのでオススメである。
また、同作者の「インシテミル」、「さよなら妖精」あたりの作品も有名で一読の価値がある。
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