あの夏で待ってるのネタバレ感想を書かせていただきました！
あの夏で待ってるネタバレ
引用：https://www.ichika-ichika.com/
ある日、霧島海人は趣味である8mmカメラで夜景の撮影にきていた。
すると突如空が光りはじめ、その中に物体があることを発見する。
そしてその瞬間、周辺は閃光と衝撃に包まれ、海人は吹き飛ばされて湖へと落下する。
海人はそこで重傷を負ってしまうも、意識が朦朧とする中で女性が自身の手を掴む姿を目撃する。
翌朝、海人は自室で目を覚ますが、身体を含めて何も異常はなかった。
一つ変わったことと言えば、学校に赤髪の美少女 貴月イチカが転校してきたことだった。
海人の友人である石垣哲郎は、海人と共に自主作成している映画制作に誘う。
そして海人らの旧知の友人である谷川柑菜と北原美佐倉、そしてイチカに興味を示す山乃檸檬もその仲間へと加わる。
学校からの帰り道、海人はスーツケースを抱えて右往左往するイチカを見かける。
聞くところによると行く当てがないというのだ。
姉の七海と二人暮らしで、その姉が長期出張中であったために海人はイチカに自宅に止まっていくことをすすめる。
しかし自宅に入った後、海人の身体に異変が生じる。
イチカの介抱によってその異常は治まるも、その介抱は傍目からは抱き合っているようにしか見えず、運悪くその現場を出張から帰還した七海と柑菜に目撃されてしまう。
こうしてイチカの出現によって彼らの人間関係は徐々に変化していくのであった。
あの夏で待ってるを視聴した感想
高校生の淡い恋愛模様を描きたかったのだと思われる作品であるが、なぜかヒロインであるイチカが宇宙人であることが途中で発覚し、視聴者の感情を迷走させる訳のわからない作品となっている。
イチカは普通に人間の転校生でよかったのではないか。
なぜ意味不明な属性を付与し、さらにかぐや姫のように宇宙へとおさらばしてしまったのか。
という具合で視聴者を置いてけぼりにしている感が半端ない。
また、ヒロインの一人である柑菜が負けヒロイン過ぎるのも視聴者としては悲しい。
中の人は当時（？）人気声優のうちの一人であった石原夏織であり、オタクが好きそうな天真爛漫な性格で非の打ち所がないキャラということで勝ちヒロイン感を醸し出していたものの、結局終わってみれば謎の宇宙人に遙か及ばず、後塵を拝する展開となってしまった。
彼女の頑張りはもう少し報われてもよかったのではないかと感じざるを得ない。
さらに本作品は登場人物のほとんどが誰かを好きであるということで、田舎は恋愛以外何もすることがないという悲しさを物語っているアニメでもあると個人的には感じている。
ごめんなさい。
ということで良アニメっぽい雰囲気こそある本作であるが、視聴する際はくれぐれも注意されたい。
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