最遊記アニメのネタバレ感想をまとめてみました。
最遊記アニメネタバレ
引用:http://saiyuki-rb.jp/
最遊記と書いて「さいゆうき」その名の通り、中国の伝奇小説「西遊記」がモチーフになっている。
話の大筋はオリジナルの西遊記に近いものの、キャラクター像や世界観はまったくの別物である。
古代中国風の時代背景ながら、テレビ、ビール、麻雀、タバコなどの現代の文明も存在する独特の世界観を持つ。
物語の始まりは「桃源郷」から始まる。
ここでは古来から人間と妖怪が共存して生きていた、平和な世界だった。
しかし、西方で何者かが禁忌とされている「化学と妖術の合成」によって、伝説の大妖怪「牛魔王」の復活実験を企み、その影響である「負の波動」は桃源郷にまで及んだ。
桃源郷の妖怪たちはその影響を受け、自我を失い人間を襲うようになった。
この事態を重くみた観世音菩薩(かんぜのんぼざつ)は玄奘三蔵法師に負の波動の根源である、西へ向かうように命じる。
名を受けた三蔵は、孫悟空・沙悟浄・猪八戒の3人の妖怪を連れて西へ旅立った。
牛魔王の復活実験を阻止するために……。
そこに立ちふさがるのは牛魔王の息子・紅孩児とその一行。
牛魔王の復活実験の首謀者のひとり、玉面公主に母親を人質に取られた紅孩児は、復活実験そのものには乗り気ではないものの、三蔵一行と敵対することになる。
最遊記アニメ感想
とにかく、はちゃめちゃな世界観が楽しい物語です。
最高位の僧侶であるはずの三蔵法師が問答無用でピストルぶっ放したり、麻雀を打つわ、タバコを吸うわ……こういうのを破戒僧というのでしょうか。
めちゃくちゃです。
でもきめるところはきめる!そこがとにかくかっこいいんです。
三蔵法師と同じく、悟空も悟浄も八戒も、オリジナル西遊記とは違い、よく言えば個性的です。
西遊記の一種だと思って読むと面食らうこと間違いありません。
めちゃくちゃながら、我が道を進む4人がとにかくかっこいい上、道中で出会う人々を見捨てることはできず、無茶な方法ながらにちゃんと救いの手を差し伸べながら進む姿が好きです。
また敵役もとても魅力的です。
牛魔王一行のリーダーであり、牛魔王の第一王子である紅孩児もとっても魅力的なキャラクターです。
常識人度で言えば、三蔵一行よりもはるかに上です。
真面目なカリスマゆえに悩みを抱え込む姿は、妖怪ながらにとっても人間に近いものを感じます。
またちゃんと義理を立てて戦う姿は、勝てれば手段を選ばない三蔵一行より、正義の味方のようにも見えます。
敵でありながら、悪役ではない、主役サイドであって絶対的な正義ではないという一見矛盾する点が最遊記の一番の魅力かもしれません。
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