ヒナまつりアニメについて感想とネタバレを書いてみました!

それでは、ネタバレからどうぞ。

ヒナまつりアニメネタバレ

引用:http://hina-matsuri.net/

ギャクアニメ。

ヤクザの一員であった新田義史の部屋に、ある日突然楕円形の物体が出現し、その中から「超能力者」を名乗る少女「ヒナ」が現れる。

高額な骨董品収拾が趣味である新田は超能力で骨董品を破壊されることを恐れ、ヒナを家から追い出せないでいる。

しかもそれどころか、自身が完璧に自立している人間であるが故に自堕落であるヒナを何かと世話を焼いてしまう始末だった。

しかしそんな奇妙な関係性の中でも、徐々にヒナは新田のことを信用していくのであった。

そんなある日、新田が所属する暴力団の組長が敵対する暴力団に襲撃され拉致される。

あれこれあって新田は若頭から命令されて単身で相手の陣地に乗り込むことになる。

絶望する新田であったが、ヒナは自分の身の回りの世話をしてくれた新田に恩義を感じていたのか、協力を申し出る。

無論新田は断ろうとするも、ヒナは超能力を使用して瞬く間に相手の暴力団を壊滅させ、新田が茫然としている間に組長も救出してしまう。

今度はヒナに大きな借りが出来てしまった新田は、ヒナにお返しはいらないか尋ねる。

するとヒナは「学校に行ってみたい」と言う。

こうしてヤクザである新田と、超能力者兼女子中学生であるヒナのドタバタな日常がはじまった。

ヒナまつりアニメ感想

クスクスと笑えるギャグアニメ。

インテリヤクザとして組に貢献するほど頭脳が明晰でしっかり者の新田と、超能力以外はてんでダメな堕落人間であるヒナのやり取りは完全にコントとなっている。

ヒナは滅茶苦茶な性格をしているが新田を慕っているところは可愛げがあり、新田もそれをわかっているかのような妙な信頼関係が成立している。

そしてそのおかげで絶妙なやり取りが生まれている点が面白い。

また、新田とヒナ以外の面々も魅力的である。

新田が所属する暴力団である芦川組の面々は基本的に思い込みが激しく、その影響もあって新田が再三騒動に巻き込まれていく様は非常にコミカルである。

ヒナの所属する中学校のメンツもユニークなメンバーが揃っており、特に友人である三嶋瞳は非常にキャラが濃い。

一方、本アニメは12話構成であり、原作者である大武氏と監督である及川氏がアニメ化したいエピソードを抜粋した構成となっているため、原作中のほとんどのシーンは描かれていない。

原作ではギャグだけでなく伏線回収が非常に細かにかつ緻密に練り上げられており、笑いながらも関心できるような出来となっているのでアニメを視聴してハマった方がいれば是非とも原作を参照することをオススメしたい。

抱腹絶倒の漫画であると個人的には思う。

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