SHIROBAKOアニメの感想とネタバレを書いてみました!
登場人物の魅力にも迫っちゃいました。
SHIROBAKOアニメネタバレ
引用:http://shirobako-anime.com/
とある高校のアニメーション同好会に所属する5人の少女がアニメ業界に関係する職業(制作進行・アニメーター・声優・3DCGクリエイター・脚本家)を志望し、卒業後に共に商業アニメをつくろうという夢を目指して奮闘する姿を描いたアニメ。
制作進行を目指してアニメーション制作会社「武蔵野アニメーション」に就職した宮森あおいは、同社の7年ぶりの元請け作品「えくそだすっ!」に制作進行として参加することになり、多忙を極める生活を送っていた。
しかしそんなあおいの奮闘空しく、トラブルが続々と発生しスケジュールはどんどん厳しい状況に追い込まれる。
あおいと同様に、他の4人もうまく行かない日々に悩む。
しかしあおいの持前の元気を活力に、周りを巻き込んで「えくそだすっ!」は順調に話数を重ねていく。
「えくそだすっ!」制作が佳境を迎えた頃、監督の木下は完成間近になってラストシーンの変更をメンバーに訴える。
テレビ局の納品期限が迫るも、あおいの奮闘や武蔵野アニメーションメンバーの連携・団結によってこの苦境を乗り切り、「えくそだすっ!」は無事完成へと至った。
さらに時は流れ、武蔵野アニメーションの元請2作目として、人気漫画「第三飛行少女隊」のアニメ化が決定する。
武蔵野アニメーションの人材流出も相まってあおいは制作ラインの要である制作デスクに抜擢される。
制作は「えくそだすっ!」の時よりも難航を極めるも、あおいを含めた武蔵野アニメーションメンバーの奮闘の結果、最終話完成まで至る。
「第三飛行少女隊」の最終話では5人全員がこの作品にかかわることになり、アニメ完成の打ち上げパーティーでは仲間たちで将来の夢を再確認しあうところで本アニメは終了する。
SHIROBAKOアニメ感想
人によっては舞台設定がありきたりだなという印象を抱くかもしれないが、とにかく各キャラクターが魅力的でハートウォーミングな気持ちになるアニメ。
主人公の一人である宮森あおいを中心とした同級生5人の友情、武蔵野アニメーションの同僚達の信頼関係など、(フィクションとは言え)人と人の関わり合いは決して捨てたものではないな、という気持ちにさせてくれる映像作品は珍しいと思う。
アニメ作品の作成に関わる人間の多さ故に、本作品でも登場人物は非常に多くなっている。
しかし数多くの登場人物に設定があり、さらにそれら全てが深堀りされているために愛すべきキャラクターが非常に多い。上述の監督の木下は、あらすじレベルの紹介では無理難題を喧伝し周囲に迷惑をかけるキャラなのかという印象を与えるかもしれない。
しかし本作をみるとすぐにわかるが、いざというときは熱血的に成果を出せる「できる男」であり、作中屈指の愛すべきキャラとなっている。
また、本作品は大仕事が困難を経て完成に至った時のカタルシスを見事に表現しており、社会人であれば共感(もしくは羨望?)を覚えながら視聴することができると思われる。
ちなみに人気の根強さによって本作公開後の約6年後に劇場版が公開されたが、こちらも非常に心温まるよい作品となっている。
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