五等分の花嫁アニメのネタバレ感想です。
五等分の花嫁アニメネタバレ
引用：https://www.tbs.co.jp/anime/5hanayome/
ラブコメ作品。
主人公である上杉風太郎は結婚式場で妻と結婚する直前であった。
そこで、風太郎が妻と初めて出会った頃を回想するシーンから物語はスタートする。
当時高校2年生だった風太郎は定期試験では満点を叩きだすなど、学内でも随一の成績を持つ秀才であった。
しかし実家は借金を抱えており、貧しい生活を送っていた。
ある日、風太郎は中野五月という転校生から勉強を教えて欲しいと依頼される。
風太郎はそれを固辞し、その際に放った一言によって彼女を激怒させてしまう。
その直後、風太郎は溺愛する妹から家庭教師のアルバイトの話を聞かされ、借金返済のためのその仕事を引き受けることを決意する。
しかし、風太郎の勤め先はなんと五月を含む五つ子の姉妹の家であった。
風太郎は落第寸前の成績である五つ子に勉強を教え、全員を高校卒業まで導くという仕事を課せられる。
当初は風太郎に反発し、勉強する意欲を全く見せない五つ子であったが、比較的協力的であった三女の三玖、四女の四葉、そして長女の一花の協力を得ることに成功する。
そして次女の二乃、五女の五月の協力が得られないまま初の中間試験を迎える。
結果は当初の目標を達成できず、風太郎は家庭教師の任を辞めることを五つ子に告げる。
しかし、それまで全く協力していなかった二乃が風太郎の雇い主である五つ子の父親に嘘の報告をし、なんと風太郎は家庭教師を続けることとなる。
風太郎と五つ子の間には何かが芽生え始めていたのだ。
五等分の花嫁アニメ感想
あらすじだけを見ると「なんだ、ここ数年で擦りに擦られたようなハーレム系のラブコメか…。見る価値ナシ！」と言ってしまいたくなるような作品である。
しかし、実際に視聴してみると、「五つ子」というフィルターを通すだけで、なぜか新鮮な気持ちになってくるという特殊な作品であると個人的には思う。
作品の気合の入れようも凄まじく思う。
主要キャラである五つ子のキャラクターボイスは人気声優ばかり。
アニメ制作も手塚プロダクションとお金を投じている感がある。
五つ子は容姿がほぼ同一だが性格が全く異なるという設定で、なるほど5人に1人はオタクが好きになるような人物像となるように配慮がなされているのだな、という作者の意気込みが伺える。
実際にその戦略はドハマりしており、作品は今やオタクのハートをがっちりと掴み取り、絶大な人気を博している。
特に三女の三玖の人気はスバ抜けており、はやりオタクは少しナヨっとしたデレデレタイプの
二次元女性が好みなのだなと再認識できる。
前述の通り、ストーリー自体は二番煎じ感が拭えない展開が目白押しだが、五つ子のかわいさのゴリ押しだけでその欠点をカバーできており、むしろそれが本作品の至高の魅力と化しているので、ラブコメに飽きた方であっても本作品の視聴を是非ともオススメしたい。
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