マクロスF劇場版のネタバレと感想を書いてみました!

マクロスFネタバレ

引用:https://www.mbs.jp/macross-f/

ロボット系SF。

地球に住む人類と異星に住む巨人種族「ゼントラーディ」との「ファーストコンタクト」を契機に、第一次星間大戦が勃発した。

その大戦によって地球は焦土化し、生命の大半は死滅した。

そんな中、アイドル歌手 リン・ミンメイの歌声によって人類は奮起し、決戦に勝利することに成功した。

改革派である一部のゼントラーディ人と協力し、人類は新統合政府を設立。

荒廃した地球環境の再生を目指した。

そして星間戦争の再発に備え、全宇宙への種の保存・拡散を目的として巨大な居住艦を中心とした大規模移民船団が続々と結成され、人類が居住可能な星を探して銀河の方々へと散っていった。

旗艦アイランド1を中心に構成された第25次新マクロス級移民船団「マクロス・フロンティア」は1000万人規模の居住民を乗せて航海の最中にあった。

ある日、近隣宇宙領域を航海中の21次新マクロス級移民船団「マクロス・ギャラクシー」より、トップシンガーとして大人気を博している「シェリル・ノーム」がコンサートツアーのためフロンティアに来訪することが決定する。

美星学園航宙科の高校生「早乙女アルト」はシェリルのステージ演出において、エア・アクロバット役で参加していた。

そこでアルトはシェリルに憧れる観客として来ていた少女「ランカ・リー」と出会う。

そんな折り、シェリルのコンサートに人々が熱狂しているころ、謎の地球外生命体「バジュラ」がフロンティアへと迫っていた。

マクロスF感想

全25話だが冗長過ぎるわけでもなくそこそこ楽しめるという意味では無難なアニメ。過去のマクロスシリーズでもヒロインの「歌」が話の軸となっているが、本アニメにおいても無論その設定は踏襲されている。

本アニメでは、バジュラと呼ばれる地球外生命体がランカ・リーの「歌」に影響を受けるという設定が話の肝となっている。

よって「歌」が占めるウェイトが非常に大きいアニメとなっているが、そこは音楽担当が大御所である菅野よう子であるからして、安心して聞いていられる。

歌詞はよくよく聞いてみると割と意味不明であるが、作曲を担当している菅野よう子の腕前によってその点はどうでもよくなってくる。

一昔前、オタク仲間たちとカラオケにいってマクロスFメドレーを歌いまくった日々が懐かしく思える。

一方、肝心のストーリーの出来はと言うと、正直月並み程度なのではないかと個人的には思っている。

ランカとシェリルはアルトを巡って色々と競い合ってはいるが、シェリルが強すぎてランカが不憫に思えてくる。

シェリルは圧倒的なアゲマン感があるが、ランカは圧倒的なサゲマン感が漂っているのだ。

個人的には判官びいきなのでランカを応援していたが、結局本作の続編と位置づけられていた劇場版においてもランカの扱いは割と雑だったので、彼女は作中全体を通して悲しい存在であった。

ということで本作を視聴する方は、あまりランカを応援しないほうが無難だと思われる。

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