監獄学園アニメのネタバレ感想です。
ネタバレからどうぞ！
監獄学園アニメネタバレ
引用：http://prison-anime.com/
学園系コメディアニメ。
東京都郊外にある私立八光学園が舞台。
有数の進学実績と厳格な規律を有する八光学園であったが、ある年を境に女子高から共学高へと転換することとなった。
共学化初年度の男子学生、キヨシ、ガクト、シンゴ、ジョー、アンドレの5名は入学式から1週間経つも女生徒と親交が深められず、入学前に思い描いていた理想とのギャップに思い悩む。
そしてその鬱憤を晴らすため、5名は女子風呂の覗きを計画・実行する。
しかし願い叶わず八光学園の裏生徒会を名乗る3名に捕らえられ、5名は懲罰棟に1か月間幽閉されることが決まる。
そんな中、キヨシは同級生の栗原千代との相撲観戦デートのため脱獄を決意する。
幽閉期間中に開催されるイベントのフィギュアを購入することを目的にガクトの協力も得て、用意周到な計画の末にキヨシは脱獄に成功。
千代との相撲観戦デートを果たす。
しかし脱獄の際に女装で使った制服がたまたま千代の物だったためデートは途中で解散。
さらに裏生徒会会長・栗原万里にも脱獄が発覚してしまい、脱獄は惨憺たる結果に終わる。
その後、裏生徒会の計略によって退学へと追い込まれるキヨシを含めた5名であったが、キヨシの裏切りをも乗り越えた団結力によって5名は奮闘。
裏生徒会の悪事を暴き、無事退学と幽閉を撤回させることに成功する。
監獄学園アニメ感想
SHIROBAKOの水島努が監督、原作の累計発行部数も2017年時点で1200万部超えのハイスクールコメディと聞いただけで面白そうな雰囲気が漂ってくるが、実際はその予想のナナメ上をいくほど愉快なアニメ。
舞台設定は共学化した元女子高に男子生徒が入学するという非常にありきたりなものであるが、童貞を最高水準まで拗らせた主人公5人達のほとばしる性欲と、その性欲が凄まじい勢いで空回りする様は滑稽を通り越してもはや芸術的と言っても良い。
原作は全28巻で「男子脱獄編」、「女囚編」、「体育祭編」と大別されているが、本アニメはその中で最もギャグ要素が強く評価も高い「男子脱獄編」が描かれている。
レビュワーである自身は原作を見てからアニメを視聴したが、正直視聴前は原作の面白さがアニメでも再現できているかは不安だった。
しかしそれは完全なる杞憂で、原作の雰囲気はアニメでも存分に再現されており、むしろ増大されているかのように個人的には感じた。
本作品は原作を読んだことがない方でも、原作しか読んだことがない方でも必見と言ってよい出来となっている。
が、個人的に原作全28巻は「体育祭編」にやや中だるみ感を覚えるものの、全体としては漫画としての完成度が高く、アニメのみを視聴した方には是非原作も手に取っていただきたいと感じる。
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