キングダムアニメについて感想とネタバレを書いてみました!

キングダムアニメネタバレ

引用:https://kingdom-anime.com/sp/

紀元前3世紀の古代中国の春秋戦国時代末期を舞台とした中国時代劇。

後の始皇帝となる秦王政と、秦の武人である信が主人公。

中国最西の大国「秦」に信と漂という名の二人の戦災孤児がいた。

二人は主人に仕える下僕の身分であったが、仕事の合間を縫っては修行に明け暮れる日々を送っていた。

二人はいつの日にか武功を上げることで「天下の大将軍」となることを夢見ていたからだ。

そんなある日、秦国大臣・昌文君が二人のもとにやってきた。

昌文君は二人が稽古している場を偶然発見し、漂を見出したのだ。

信は漂に先んじられたことに悔しい思いを噛みしめながらも漂を送り出し、漂は秦国に仕官することとなった。

しかしある夜、漂は命絶え絶えの状態で信のもとへとやって来る。

信は絶命する直前の漂から紙を渡される。

信は紙に書いてあった場所へと向かうが、その先に待ち受けてたのは漂と瓜二つの少年の姿であった。

少年は秦国第三十一代目大王・政(せい)と名乗り、信は漂が政の影武者として呼び寄せられたことを知る。

漂が命を落とした原因となった政に激昂する信だったが、漂の思いと自らの「天下の大将軍」となる夢のため、政と共に乱世に身を投じることを決意する。

キングダムアニメ感想

原作が爆発的な勢いで売れている漫画とだけあって、流石におもしろい。

社会的に弱者であった信と、地の底を経験した政がのし上がっていく様を描いていると一言に言ってしまえば王道の展開とも捉えられるが、そこに至るまでの紆余曲折が波乱の連続であり、手に汗握る様に目が離せない。

日本人はよく判官びいきであるとは言われるが、本アニメではまさに弱者が強者をジャイアントキリングする展開が続く。

さらに、その強敵の倒し方も怒涛の逆転劇で畳みかけるようなものばかりであり、視聴者が終始圧倒されるような面白さがある。

特に、信は武功をあげまくることによって下僕の身分から(アニメでは描かれていないが原作では)最終的には夢であった将軍の位まで上り詰める。

そのようなサクセスストーリーにハマる視聴者は多いのではないだろうか。

なお原作は現在50巻以上続く大作となっており、流石に最近の展開は中だるみというか、当初の面白さと比較すると劣化してきている感は否めない。

しかし本アニメは原作中でも最高潮に盛り上がっている箇所が描かれている。

よって原作をただいたずらに読み進めるよりも、アニメを視聴して美味しい所取りをするほうが個人的には賢いと感じる。

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