フルメタル・パニック!のネタバレ感想をまとめてみました。

フルメタル・パニック!ネタバレ

引用:http://fullmeta-iv.com/

SFミニタリー作品。

相良 宗介は「軍事力による平和の維持」を目的とする対テロ極秘傭兵組織「ミスリル」の一員で、最年少エージェントである。

宗介は「特別対応班」と呼ばれる、ミスリルの中でもエキスパート中のエキスパートが集う精鋭部隊に所属している。

宗介はミスリルの使命で都立陣代高校に生徒として潜入し、千鳥かなめを秘密裏にボディーガードするという特殊任務を与えられる。

宗介は幼少時から海外の紛争地帯に身を置いてきたこともあり、かなめを過剰に防衛してしまい失敗を繰り返してしまう。

最初は気味悪がっていたかなめであったが、懸命な宗介の姿を見るうちに徐々に打ち解けていく。

そんなある日、陣代高校は修学旅行で沖縄へと行くことになる。

しかしかなめを狙う男、ガウルンによってかなめ、宗介を含む学年全員を乗せた飛行機はハイジャックされ、北朝鮮へと着陸する。

宗介はミスリルからかなめを護衛することだけをミッションとして与えられており、敵対する人物の存在の詳細については聞かされていなかった。

宗介はかなめが誰から狙われているのか、そしてなぜ狙われているのかという理由もわからない状況でありながら、援軍の到着を待ちつつ反撃することを決意する。

フルメタル・パニック!感想

本作品は賀東招二のライトノベル作品が原作である。

原作は重厚なミリタリー色が濃く、シリアスな展開が続く。

しかしアニメ作品では原作からの改変が多々ある。

例えば、原作では、かなめをはじめとした超常的な存在である「ウィスパード」を巡るブラックテクノロジーが話の軸となっているのであるが、アニメでは最序盤でワードが出現して以降、話に触れられることすらない。

また、敵対する存在であるガウルンは原作では巨大組織「アマルガム」に所属していることになっているがその存在すら登場しない。

その一方でアニメでは原作で「短編」と呼ばれる言わば「学園もの」のストーリーが多く取り入れられている。

よって、アニメは原作とは全く異なる浮ついた雰囲気がある。

個人的には原作のSF色が濃い雰囲気のほうが圧倒的に面白いと思う。

原作者である賀東招二も苦言とも取れるようなコメントを残していることからも、ある程度アニメのクオリティは察せると感じる。

よって、個人的には本アニメをきっかけに原作を手に取ることを強くオススメしたい。

フルメタルパニックは世界観や設定の深堀りが凄まじく、オタクであれば惹き込まれることは間違いない。

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