銀魂アニメのネタバレと感想をお伝えしますね。
銀魂アニメネタバレ
引用：https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/gintama/
キャッチフレーズは「SF人情なんちゃって時代劇コメディー」要素詰め過ぎの感もあるが間違っていない。
この作品を表すにふさわしいフレーズである。
舞台となるのは、黒船来航から20年経った江戸・歌舞伎町。
歌舞伎町の名前があるところから察した方もいるかもしれないが、これは史実通りでなく、史実からインスピレーションを得た、一種のファンタジーである。
来航したのは外国人ではなく、天人（あまんと）とい呼ばれる宇宙人。
開国を強く迫られて、時の幕府は開国を余儀なくされた。
江戸の生活文化と現代の文明が入り混じっている不思議な世界が舞台となっている。
主人公のひとり、志村新八は父亡き後、実家の剣術道場を守るために奮闘していた。
しかし門下生もいない道場の経営は苦しく、アルバイトに明け暮れる毎日を送っていた。
そんな中、ひょんなことから出会ったのが、もうひとりの主人公・坂田銀時である。
銀時は最後の侍であり、受けた仕事は何でもこなすという「よろず屋」を営んでいた。
銀時の姿に真の侍の姿の面影をみた新八は、よろず屋でアルバイトをすることになる。
そこに天人で夜兎族の少女・神楽も加わり、より一層にぎやかになるよろず屋。
歌舞伎町の人々からは様々な依頼が持ち込まれる。
よく言えば個性的、本音を言えばキャラの濃すぎるメンバーに囲まれた新八は真の侍になれるのか……。
銀魂感想
友情・努力・勝利をキャッチフレーズとするジャンプ原作のアニメのなかでこんなに緩い作品が過去にあったでしょうか……。
私の知る限りではありません。
新八こそこの作品唯一の常識人であり、良心ですが、他のキャラクタはよく言えば個性豊か、悪く言えばやりたい放題。
もうひとりの主人公の銀時も、こんなにやる気のない主人公が今までジャンプにいたっけ？
ジャンプが掲載してんだよね？
と確認したくなるほどの緩さです。
しかし本人も言っている通り「いざという時はキラめくんだよ」のセリフはいつわりなく、決めるところはしっかり決めてくれます！
ギャグシーン満載で思い切り笑える作品ですが、長編のシリーズものには泣かされるシーンもあり……そのギャップがこの作品の魅力ではないかなと思います。
かつて歴史の教科書に出てきた史実の人物が名前を変えて物語に絡んできます。
アレンジし過ぎなのでは……と心配にもなりますが、いずれも魅力的な人物です。
個人的には明治維新の立役者・桂小次郎をモデルにした、桂小太郎が好きです。
明治維新のキーバーソンなのにこんな扱い……でもいい味を出しているキャラクターです。
また時事ネタや実際の企業名、人物名を惜しげもなくアニメで晒してしまい、いち視聴者しては面白いのですがスタッフの方のご苦労がしのばれます……。
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